- ファイルの添付
添付書類の付け方も実習してみましょう.また,自分宛にメールを作成します.
作成ウィンドウでアイコンメニューの中の「添付」をクリックします.図1のウィ
ンドウが現れます.
![](sylpheed_attach.jpg)
図1 添付ファイル選択
先ほど経験したgEditの保存ウィンドウと同じであることに気づいたでしょうか.
これが,GNOME統合環境のメリットである,操作インターフェイスの統一です.
最初は,最後に利用したディレクトリが表示されます.初めてであればホームディ
レクトリが表示されているので,先ほど作成したテキストファイルを添付するよ
う,ディレクトリを移動しましょう.移動は,名前をダブルクリックで行うこと
になっていました.ファイルを見つけて図2のようになれば「了解」をクリック
します.
![](sylpheed_attach2.jpg)
図2 添付ファイル選択が完了したところ
メールの作成ウィンドウが図3のように変わっています.
![](sylpheed_attach3.jpg)
図3 添付ファイルがあるメール
ファイルの名前の部分を右クリックすると,ファイル名の変更など添付書類の属
性を変更することが出来ますが,今はこのまま「送信」してみます.
- 添付ファイルの閲覧
またメールを受信してみましょう.先ほど添付書類をつけたメールが届いていま
す.図4のように新しくメールが表示されます.
![](sylpheed_main6.jpg)
図4 添付ファイルがあるメールの表示
メールのタイトルの左にクリップのマークがついていると添付ファイルがあるメー
ルです.メール表示ウィンドウの上のオレンジ色のタグをクリックすると,メー
ルが展開されて,図5のような表示になります.
![](sylpheed_main7.jpg)
図5 添付書類の展開
今回は中身がテキストファイルなのでそのまま文字が見えます.JPEG形式などの
一般的な形式の画像であれば,画像がそのまま見えます.HTML形式のメールです
と,HTML言語を解釈してテキスト表示が行われます.URL部分をクリックすると,
Netscape Communicatorが起動して接続を開始するようデフォルトでは設定され
ています.