コンピュータセミナー
2001.6.15
<h1></h1>...<h6></h6>まで6段階で見出の文字の大きさを指定できる。中央に文字を揃えるには、<center></center>タグで囲む。
教科書p.168
ページの論理構成を明らかにするには箇条書きが適している。箇条書きにおいては、見出に付けるラベルが数字の場合や記号の場合、任意の文字列の場合などがある。それぞれ、以下のようなタグで実現できる。また、属性を指定すると別のパターンに変更も可能である。
教科書p.172
ページ構成をすっきりさせるも一つの方法が表である。罫線の無い表によりブロックごとに整理された文章を作成することが可能である。また、罫線を入れた場合には罫線の太さを変えることにより印象が異なる。擬似的にボタンのように見せることも可能である。<table border=10></tabel>のようにすると枠が太くなる。組み合わせると以下のような例も可能である。
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表は実際にデータ整理などに使用するためには非常に複雑なタグが必要になる。以下に少しだけ例を挙げるので、ソースを表示させてどのように実現しているか確かめて欲しい。
複数行にわたるデータがある場合
a11 | b11 | c11 |
c12 | ||
b12 | c13 | |
a21 | b21 | c21 |
複数列にわたるデータがある場合
a11 | b11 | c11 | ||
a21 | b21 | b22 | c21 | |
a31 | b31 | b32 | b33 | c31 |
行単位で文字を中央揃えする場合
a11 | b11 | c11 | ||
a21 | b21 | b22 | c21 | a31 | b31 | b32 | b33 | c31 |
特定のセルの背景色を変更する(table属性を指定すると全体の色の指定も可能)
a11 | b11 | c11 | ||
a21 | b21 | b22 | c21 | a31 | b31 | b32 | b33 | c31 |
セルの横幅を指定する場合
a11 | b11 | c11 |
c12 | ||
b12 | c13 | |
a21 | b21 | c21 |
実に多数の属性が存在するので、代表的なものだけ列挙する。自分で試すことを忘れずに。
<font color="red"></font> 文字色
<font size=5></font> 文字サイズ(相対指定も可)
<b></b> 太字
<i></i> 斜体字
<u></u> 下線
<s></s> 削除線
<sup></sup> 上付
<sub></sub> 下付
<tt></tt> タイプライター体(等幅表示)
こういうページは如何?
また、このテキストで使用されているマーカーを使ったリンクもページ構成で重要になる場合がある。通常のハイパーリンクと少し変えて
<a href=#top></a>
のようにしておくと、そのページ内でtopという名前が付けられた場所にジャンプする。名前を付けるためには適当な部分を
<a name="top"></a>
のようにして囲っておく。これは別のページの特定の場所にリンクする場合にも似たようなことが使用される。課題予告のページのソースを見るとそこで使われているのが分かる。
最後に特殊文字についても触れておく。教科書のp.175にあるが、このwebテキストのようにHTMLの中に、HTMLのタグを記述する場合に、ブラウザが表示する際にタグには見えないようにエスケープ(処理をさけるという意味)しないといけない。HTML中では&の記号がエスケープ記号になり、タグの記号の略号とエスケープの終わりを示す;(セミコロン)でタグの<や>が表示できる。このページのソースを見ると随所に使用されているのがわかる。
授業の終わり頃に次回までに提出する課題を発表するのでアナウンスに注意すること。また、発表されたら課題を表示するためには、一度このページを再読み込みする必要があるのでNetscapeのボタンをクリックする。そうしないと、課題のページは表示されない。
第12章、シェルについて学習する。再び、地味なLinuxのターミナル上でのコマンド操作になるが、使い込むためには一番重要な部分なのでしっかり学習しておこう。
これを機に自分のwebページを開設したいという希望があれば環境を用意するので、申請すること。多少の支援は行うので、少し自分で勉強しておけば難しいことではない。詳しくは口頭で説明する。