プログラミング入門I
2025.01.20
文字列1
文字列について学習しました.文字列は個々の文字が順番に並んでいる特殊なデータ形式(プログラミング入門IIで扱うリストなど配列形式)で,インデックスにより個々の文字にアクセスできます.また,インデックスを使ってスライスという方法を使うと,文字列の切り出しなどが行えます.
in や not in 演算子を用いて,文字列の中に特定の文字列があるかどうかを判定したり,find 系メソッドによりさらに詳しい文字列に関する探索が可能になります.find などはメソッドなので,ピリオドでつなげて操作を行います.
str.find('ABC')
教科書にもあるように文字列 str の中に文字列 ABC が含まれているかどうかを調べます.詳しくは演習問題で確認しましょう.
文字列を操作するメソッドはたくさんあります.教科書に出ている split などのメソッドを演習問題で確認しましょう.
大文字から小文字に変換するなどの文字種の変更を行うメソッドも用意されています.これまで数値としての文字コードに32に加えることで大文字を小文字に変換するなどしていましたが,upper メソッドを使用することで同じような操作が可能です.
他の言語でも必ず用意されている % 記号を用いた表現です.Python ではあまり使用しないようですが,それには % の使い方が他の言語に比べて面倒なことがあるのかもしれません.
% 記法が面倒なため用意されていた format メソッドですが,記述が長くなる傾向にありますので,現時点では f 文字列が主流になったので,使う意味はもうほとんど無いようです.
これまでさんざん使ってきた f 文字列ですが,この機会に教科書の List 6-17 をしっかり確認して今後も自由に使えるようになりましょう.
今回の演習問題です.
宿題が公開されるのは明日火曜日10:00の予定で,締切りは29日の10:00です.レポート提出システムを使用します.
いよいよ最後となりましたので,授業の終わりに確認テストを実施します.