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自分で考えてみよう

さて,ここからは応用です.自分で考えてみましょう.ただし,いきなりは難し いので,ヒントを活用して考えてみて下さい.

  1. サイコロの目を出すスクリプト

    乱数発生のメソッド rand を前半で使いました.このメソッドを利用 して10回サイコロを振って,順に出た目を表示するスクリプトを作成しましょう.

    ヒントと手順

    • サイコロの目は当然ですが1から6までです.
    • ループを利用して rand を10回実行します.
    • 表示の形式は好きなようにして構いません.
    うちの学科の1年生にやらせてみても,半数近くが間違う問題です.ヒントの最 初の項目をよく考えて下さい.

  2. Loto6

    Loto6のような1から48までの数を6個作るスクリプトを考えましょう.やはり rand を使います.

    ヒントと手順

    • ループでくり返し乱数発生させます.
    • 作った乱数は配列に順次格納します.
    • もし前に出た数と同じものが出ると破棄します.
    • 数が6個できあがったら出力します.

  3. 配列の要素の並び替え

    次に示す配列の要素を小さい順に並べ直しましょう.

    array = [21, 5, 3, 15, 7, 9, 33, 2]
    

    ヒントと手順

    • 実効速度や効率を考えない逐次比較方式で実現します.即ち,要素を一つず つ比較して,もし,後の方が小さければその二つを入れ換えます.
    • 先頭の要素と2番目を比較し,小さい方を先頭に出して行きます.一巡目で 先頭に出た数はすでに最も小さい数なので,次からはそれに対して比較を する必要がありません.
    • 要素の入れ換えは先ほど行ったように,

      array[i], array[j] = array[j], array[i]
      

      です.

    • 表示には配列らしさが分かるように p を使うのが良いでしょう.

  4. 解答例


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