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プラットフォームやアプリケーションに依存しないでファイルを交換する方式と してはいくつかありますが,近年,Adobe社がPostScriptをベースに作成したPDF (Portable Document Format) 形式が普及しています.仕様が公開されているた めに,PDFファイルを閲覧可能なオープンソースツールもいくつかありますし, PDF形式への変換を行えるツールもあります.しかし,WWWブラウザと連携して リンク先のPDFファイルをシームレスに表示するためには,Adobe社のAcrobat Readerを用いるのが定番です.Linux版もバージョン5が用意されているので, それを利用できる環境が整っていれば,PDFファイルの閲覧が可能です.ここで は,MozillaとNetscapeで試してみることにしましょう.
教室の環境ではMozillaを使っている場合には何もしなくても表示できるように なっています.次のリンク先を見て下さい.
www.mag.shimane-u.ac.jp/2003.html
PDF形式のデータをクリックして読み出すと,そのままウィンドウ内に表示され
ます.このように,LinuxでもPDF形式によるデータの交換が可能です.
Acrobat Reader をWWWブラウザから利用するための,Netscapeでの設定以 下のようになります.参考にしてください.
説明:Portable Document Format
MIMEタイプ:application/pdf
拡張子:pdf,\
アプリケーション:/usr/local/Acrobat5/bin/acroread %s
図1 PDF閲覧用設定内容
Acrobat Readerを単体で使用したい場合には,GNOMEメニューへの登録が必要で す.そうでなければ,次の作業で行うようなコマンドによる起動になります. GNOMEメニューに追加する作業を経験してみましょう.図2に示すような経路で, 「お気に入り」の中の「お気に入り」の部分を右クリックして「このメニューに 新しい項目を追加する」を選択します.
図2 お気に入りに項目を追加する操作
図2 記入例
Acrobat Readerを終了するときは,タイトルバーにある×マークのボタンをクリッ クしても終了しません.ファイルメニューから終了を選択して下さい.
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