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ここでの例は次のようなスクリプトです。先程のhello.rbを少し変更します。
a = "Hello, world!" puts a |
さて、これも実行してみましょう。結果は、相変わらず、
Hello world! |
ですね。ここで、a が変数です。変数の名前はコマンドなどで予約され ているもの以外ならば小文字で始まっていればなんでもかまいません。実際には a のような単純な名前は後から何を意味していたのかがわからなくな るので、繰り返し使用するような変数ではあまり使いません。また、定数にする ならば、大文字で始めます。それが、変数と定数の違いと思ってください。
今度は数値を扱ってみましょう。
a = 1 b = 2 puts a + b |
今度は別の名前で保存してみましょうか。gEditならば、「ファイル」メニューの 中の「名前をつけて保存」です。XEmacsであれば、「ファイル」メニューの「別名 保存」から指示に従って名前をつけて保存しましょう。名前は何でもよいですが、 たとえば、variable.rbとでもしましょうか。
保存したら、ターミナルで実行です。コンピュータは計算は間違えないので、ちゃ んと数値は出ましたね。普通に算数的に計算するのなら、たとえば、c = a + b のような計算をしてから c の値を出力するように思うかも知 れませんが、puts のような出力命令の中で足し算を行ってもかまいませ ん。余分な変数や文字が不要な分、コンパクトになります。
さて、ここで、print の出番です。ただ単に、答えの3だけ表示したので は面白くありません。スクリプトを次のように変えてみましょう。
a = 1 b = 2 print "a + b = ", a + b, "\n" |
実行結果を確かめてください。こう言う目的のために print という命令 があるのです。
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