計測工学基礎
番外編
この授業最後の課題となりました前回の χ 2 検定ですが,作業自体が単純なものだったので,だいたいの出来は良かったようです.まず,検定による危険率についてまとめると以下の表のようになったはずです.
どの組み合わせでも全体でも危険率が .05 を下回り,有意な比率の差があることがわかりました.原因は小テストと2020年度のみ実施した再チャレンジ課題ですかね.
因みに内訳を円グラフで示すと以下の図のようになります.
グラフにすると各年度ごとの比率の違いがよくわかりますね.
さて,では,問題のあったものを紹介しましょう.以下のように,2つの年度の間の検定を行う際に,それぞれの期待値の表を作らないで,全体の期待値の表で検定を行ってしまった人がいました.これはダメです.
他には,文中に危険率の p を記述する際に数式モードを使用していないために,ちょっと美しくない字体になっていたり,χ をギリシャ文字の χ としていないものなどでちょっと減点しました.
2019
2020
2021
全体
2019
-
2.8×10-4
.038
1.7×10-7
2020
-
7.8×10-4
2021
-
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