Linux(UNIX)で使用するコマンド一覧
最終更新日2003.4.14
以下に示す表はよく使われると思われるいくつかのコマンドに関して簡単な説明
を行ったのもです.実際に使用するときのオプションについて、より詳しい情報
が必要なときはjmanにより参照してください.
コマンド名 | 内容 | オプション | 実行例他 | |
---|---|---|---|---|
ls | ディレクトリ内のファイル表示 | -l | ロング形式 ファイル属性やリンク数、最終更新日などを表示する | ls -lの結果の例$ ls -l total 12 -rwxrwxr-x 1 nawate nawate 4068 Apr 25 09:33 a.out -rw-rw-r-- 1 nawate nawate 57 Apr 25 09:33 all.c -rw-rw-r-- 1 nawate nawate 59 Apr 24 16:28 hello.c -rwxrwx--- 1 nawate nawate 22 Apr 24 16:26 hello.c~ -rw-rw-r-- 1 nawate nawate 22 Apr 24 16:26 hello.pl -rwxrw-r-- 1 nawate nawate 37 Apr 25 01:25 hello.rb -rw-rw-r-- 1 nawate nawate 21 Apr 24 16:25 hello.rb~ drwxrwsr-x 2 nawate nawate 1024 Apr 25 09:50 new -rw-rw-r-- 1 nawate nawate 111 May 23 10:12 new.rb | -a | オール表示 .で始まるファイル 名を持つファイルも表示 | -la | 上記 二つ の組 み合 わせ | -F | ディレクトリにはファイル名の終わりに / を、実行権限を持つファイルには * を付加して表示 |
cd | ディレクトリ移動 | cd ~
でホームディレク
トリに移動
cd .. で一つ上のディレクトリ(親ディレクトリ)へ移動 移動先のディレクトリが/で始まる場合パス(目的のディレクトリに到達 するまでの経路)の絶対表記(トップディレクトリからの経路)、/が無 ければ相対表記(今いる位置からの経路) |
||
pwd | カレントディレクトリ表示 | 現在いるディレクトリ名を表示 | ||
mkdir | ディレクトリ作成 | -p | 階層ディレクトリを一気に作成 | |
cat | ファイル内容表示 | -n | 行番号表示 | ファイルの内容を一気に表示する。画面内に収まらないときには最後 の部分しか表示されない。スクリプトのエラー表示などで行番号を表示させ たいときは -n オプションを利用する。 実行例
$ cat -n new.rb 1 def abs(n) 2 if n > 0 3 n 4 else 5 -n 6 end 7 end 8 9 for i in -5..5 10 n*n+n=F 11 print(i), 12 print F 13 end $ |
less | ファイル内容表示 | 画面に収まるように一ページずつ表示する。スペースキーを押して次の 画面を表示させる。↑↓キーにより画面を上下にスクロールできる。終了 するときは q キーを押す。 |
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cp | ファイルのコピー | -R | ディレクトリを再起的(階層下にあるディレクトリを含む)にコピー | cp sourcefile destination の様に使用する。目的地は相対パスでも絶対 パスでも良い。-R オプションを利用すると、ディレクトリそのものを その階層構造を保ったままコピーする。 |
mv | ファイルの移動 | mv
sourcefile
destination と、
cp と同じやり方でファイルを移動する。 ファイルシステムをまたがった移動(別のディスクやパーティション)はで きないので、その場合にはコピーを行う。 |
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chmod | ファイルの属性変更 | 属性を変更して読み書き実行の権限を付与したり剥奪したりする。 8進法表記で属性を与える方法と、個々の属性を個別にやり取りする 方法の2種類がある。詳しくはこちらを参照すること。 |
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rm | ファイルやディレクトリの 削除 | -r | ディ レクトリを再起的に削除 | ファイルを削除する。ディレ
クトリを削除する場合にはディレクトリ
内に ファイルがまだ存在する場合に は f を付けて実行する。また、 ディ レクトリ 内に別の ディレク トリがあ る場合に はそれも 含めて再 起的に削 除 す る場合は r を付 ける。結 局、 rm -rf で何でも削除できるので、間違って必要 なファイルを削除してしまうのを防ぐためにはiオプション を付けて確認してから実行する方法もある。 |
-f | 強制的に削除 | |||
-i | 削除の確認を取る | |||
kill | プロセスの停止 | 動作中のプログ
ラムを強制的に終
了させる。引数と
してプロセスIDを
取る。 プロセ スIDは ps コマンドで確認する。 |