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図1に示す画面がGNOMEという統合デスクトップ環境の基本画面です.「統合デス クトップ」というのは,もともとは個々のアプリケーションプログラムごとに個 別に用意されていたユーザインターフェイスを,複数のアプリケーション間で統 一して,操作環境を統合したものです.
図1 GNOMEの基本画面
この教室で利用しているLinuxは「Vine Linux」と呼ばれるもので,日本語環境 の充実と初心者にやさしいインターフェイスで人気のLinuxでが,そこでも GNOMEが標準のデスクトップとして用意されています.他の代表的な統合デスク トップ環境にはKDEというものがあります.どちらが良いかは個人の好みの問 題です.
画面の上と下にアイコンやメニューのついたバーがあります.これらをGNOMEで は「パネル」と呼びます.デフォルトでもたくさんのアイコンが用意されていま すが,これは自分で好きなように設定できるので,慣れて来るといろいろと変更 してみたくなるでしょう,今日のところは,このままの利用をお薦めしますが, 興味のある人は試してみて下さい.とりあえず,必要な場所で右クリックを行 うと操作メニューが登場します.
先ほど図2のGNOMEメニューを開いてみました.ここから基本的なアプリケーショ ンの起動が可能ですが,初めのうちはアプリケーションの名前を覚えていないこ とも多く,どれを開いて良いのか分からないこともあるでしょう.何を行うにも, 慣れは必要です.
図2 GNOMEメニューのトップ階層
最初に覚えたい操作は,今日の実習作業が掲載されているテキストの表示です. Linuxには何種類かのWWWブラウザ(閲覧ツール)が用意されています.利用者が多 いのは,Netscape Navigatorとそのオープンソース版であるMozillaです.この 二つは最初から下のパネルにアイコンで表示されています.次にこれらを起動し てみましょう.
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