電気主任技術者学校認定

(2004.12.8認定)

※ 平成16年度から平成27年度の入学生が認定対象になっています.

電気主任技術者とは

 電気保安の確保の観点から,電気事業法により,事業用電気工作物(電気事業用及び自家用電気工作物)の設置者(所有者)には,電気工作物の工事,維持及び運用に関する保安の監督をさせるために,電気主任技術者を選任しなくてはならないことが義務付けられています.  電気主任技術者の資格には,免状の種類により第一種,第二種及び第三種電気主任技術者の3種類があり,電気工作物の電圧によって必要な資格が定められています.
  • 第一種電気主任技術者
    すべての事業用電気工作物の工事,維持及び運用の保安の監督
  • 第二種電気主任技術者
    電圧17万ボルト未満の事業用電気工作物の工事,維持及び運用の保安の監督
  • 第三種電気主任技術者
    電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力 5千キロワット以上の発電所を除く.)の工事,維持及び運用の保安の監督
認定に必要な授業科目
科目区分授業科目
◎印は必修科目,*印は卒業要件単位にならないXコード科目
単位認定のための条件
1.電気工学又は電子工学等の基礎に関するもの ◎電磁気学I2左記の授業科目から必修科目(5科目,10単位)を含む19単位以上
◎電磁気学II2
◎回路理論I2
◎回路理論II2
◎計測工学基礎2
 電磁気計測2
 コンピュータ計測2
 電子回路2
 固体物性I2
 固体物性II2
 量子論入門2
 電磁波工学2
 半導体デバイスI2
 半導体デバイスII2
2.発電,変電,送電,配電及び電気材料並びに電気法規に関するもの ◎電気エネルギー発生工学 *2左記の授業科目から必修科目(3科目,6単位)を含む10単位以上
◎電気エネルギー伝送工学2
◎電気法規・施設管理 *2
 高電圧工学 *2
 電力システム工学 *2
3.電気及び電子機器,自動制御,電気エネルギー利用並びに情報伝送及び処理に関するもの ◎電気エネルギー変換機器2左記の授業科目から必修科目(4科目,8単位)を含む12単位以上
◎パワーエレクトロニクス2
◎制御数学(電子制御数学)2
◎制御工学I2
 制御工学II2
 信号理論基礎(H17年以前入学生)2
 信号処理(H17年以前入学生)2
 信号理論(H18年以降入学生)2
 電子演算工学2
 通信工学2
 情報通信網工学2
 光通信工学(H17年以前入学生)2
 光エレクトロニクス(H18年以降入学生)2
 システム工学2
 センサー工学2
4.電気工学若しくは電子工学実験又は電気工学若しくは電子工学実習に関するもの ◎機械・電気電子工学実験IB2左記の授業科目
旧名:電子制御システム工学実験
◎機械・電気電子工学実験IIB2
◎機械・電気電子工学実験IIIB2
◎機械・電気電子工学実験IV *1
5.電気及び電子機器設計又は電気及び電子機器製図に関するもの ◎電子回路設計2左記の授業科目


問合わせ:電子制御システム工学科
 増田 浩次(0852-32-8907,内線6296,masuda@ecs.*) *=shimane-u.ac.jp

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